top of page

​マイオピン

低濃度アトロピン

myopine_img3.jpg
スクリーンショット 2024-07-21 14.33.41.png
スクリーンショット 2024-07-21 14.34.03.png

副作用

瞳孔が開くために、日中の眩しさ・手元の見づらさを自覚する場合があります。慣れない場合、点眼時間を夕方にするか、濃度低下するか、中止します。​点眼終了1週間ほどで回復します。

使用方法

​夕方〜寝る前に、1滴点眼するだけです。

開封後1ヶ月経ったら​、捨てましょう。

​併用できない薬はありません。

併用効果

​オルソケラトロジーと併用することにより、近視進行抑制効果が高まります。

マイオピン処方は自費診療となります。

 検査・処方料 2,200円(税込)

  初回・1ヶ月後・3ヶ月毎

 マイオピン0.01% 1本3,630円(税込)

 マイオピン0.025% 1本4,400円(税込)

​ (2023年4月より価格改定しました)

初回保険診療で「近視」を確認させていただいてから、

後日処方となりますので、マイナンバーカードと医療券をお持ちください。

初回ご相談のご予約はこちらへ

Q&A

Q:マイオピンの副作用はありますか?また、全身へ影響はありますか?

A:主な副作用は、瞳孔が若干広がることによる「眩しさ」です。中学生の方が気になるようです。1ヶ月ほどで慣れる方も多いですが、起床後に眩しさを感じる場合は、点眼時間を就寝直前から夕方にすると軽減されます。

Q:オルソケラトロジー治療と併用はできますか?

A:オルソケラトロジー治療と併用できます。近視進行抑制効果が上がる事という報告があります

​。マイオピン点眼後、5分以上してから、オルソレンズ装用してください。

Q:眼鏡と併用はできますか?

A:特に問題なくご使用いただけます。

Q:コンタクトレンズと併用はできますか?

A:特に問題なくご使用いただけます。マイオピン点眼は裸眼の時に行いましょう。

Q:視力は回復しますか?

A:軸性近視であれば、視力回復することはありません。調節緊張による「仮性近視」には、調節緊張緩和による視力回復が若干期待できます。

Q:効果がない場合はありますか?

A:0.01%アトロピン点眼は、9%の方に無効だったという海外の報告があります。点眼後も6M経過しても、近視が進み続ける場合、0.025%への変更や、オルソケラトロジー併用・クロセチンサプリメント併用を検討が必要となります。

Q:どれくらい続けますか?

A:原則2年以上の継続をお勧めします。特に0.01%の場合、2年目の効果が高いようです。2年後の継続に関しては、個別相談となります。

Q:中止後に近視が進むことはありますか?

A:0.01%マイオピン中止後、使わなかった方と比べて、進みやすくなるという事はありません。

Q:12歳以上ですが、使用できますか?

A:処方可能です。12歳〜16歳でも、平均的には近視は進行します。
ただし、点眼後8時間程度は瞳孔に影響があります。高学年になって生活リズムが変わり、夜に点眼してから朝起きるまでの時間が短くなると、朝のうちは近くが見づらい・まぶしいといった症状を感じることもあります。点眼するタイミングを夕方にするのがお勧めです。

​中学生では通常0.01%マイオピンで十分な方が多いです。

Q:6歳未満ですが、使用できますか?

A:処方可能です。早い子ですと、3〜4歳から近視のお子さんもいらっしゃいます。当院でも使用経験もあります。​元々アトロピンは1歳くらいでも検査や治療で使用する薬なので、過度に恐れる必要はありません。しかし、6歳未満の場合、かなり進みやすい事が予想されるため、初回から0.025%マイオピンが良いかもしれません。

Q:気をつけることを教えて下さい。

A:どの点眼でも共通ですが、開栓したら1ヶ月で廃棄してください。マイオピンの場合、1日1回なので、1ヶ月経過した後も意外と残っていると思います。点眼瓶も、防腐剤も入っておりますが、睫毛などに触れて汚染していきます。口をつけたペットボトルの水を次の日に飲む人はいないですよね。

bottom of page